旅行三日目③

「はっはっはっ。たんとお食べ、大きくおなり」


「殿、お楽しみの最中まことに申し訳ございません」
「うむ、苦しゅうない、申してみよ」
「はは、間諜から連絡がございまして、北が動いたと。いかがなされますか」
「ふむ、動いたか」



「仕方がない、武田を呼べ」


「殿、およびでしょうか？」
「北が動いたそうだ、采配はお前に任す」
「はは、承りました」






などというネタをやりました。
『殿ごっこ』です。
「よいではないか、よいではないか」
「あ～れ～」
これは悪代官ごっこ
「ただのしがない隠居じじいですよ」
「ご隠居~、あそこの団子うまかったですよ」
これは某先の副将軍とうっかりで食い意地のはった同行者
「この花吹雪を見忘れたとはいわせねえ」
それは某奉行所の人
「ひと～つ、」
それは旨そうな名前の侍
「この世にあくは～」
それは某実写映画
「白馬に乗った」
それは殿、合ってるか
「主上のお越しです」
それはチャイニースファンタジー
「上様のおな～り～」
それは大奥じゃ!!

などとネタを膨らませてました。
つかこれだけ出てきてしかも突っ込める面々がウケル。