解説
2008/04/29 (Tue)00:50
朝感想を書きましたけど、帰りにもう一回立ち読みしてきました
今度は読めなかったほかの話も読んできましたよ
まずホリック
四月一日の秘密がまた一つ明かされました
続きが楽しみです
で、Jですが・・・・・・感想はただひとつ
作画で出すくらいなら、掲載しないでほしい
見た瞬間はぁ?ってなりました
ちなみに脱色は出てきた瞬間、叫びそうになりましたが
にまにましていて怪しかったと思います
では言っていたようにコネタ
真相が分かる前に投下したいと思います
今度は読めなかったほかの話も読んできましたよ
まずホリック
四月一日の秘密がまた一つ明かされました
続きが楽しみです
で、Jですが・・・・・・感想はただひとつ
作画で出すくらいなら、掲載しないでほしい
見た瞬間はぁ?ってなりました
ちなみに脱色は出てきた瞬間、叫びそうになりましたが
にまにましていて怪しかったと思います
では言っていたようにコネタ
真相が分かる前に投下したいと思います
「拳西!!」
小さな家に、大きな声が響く
奥の部屋から出てきた拳西は帰ってきた少年を出迎えた
「おぅ修兵、どうだった?」
にっこり笑った修兵に彼はいい返事が帰ってくると思ったのだが・・・
「落ちた」
笑顔で言われたその言葉に彼は固まる
「しゅうへい」
低い声で名前を呼ぶと、修兵は何、と首をかしげた
その悪びれもない態度に拳西は肩を落とす
ショックを受けているわけでも、空元気なわけでもないことを知っていた
彼、檜佐木修兵を引き取ったのは数年前
任務の最中虚に追われていたのを助けたのがきっかけ
修兵以外は霊力もないただの子供だった
つまりあの虚が狙っていたのは修兵だったわけで・・・
話を聞くために一度瀞霊廷に連れて来たとき、それを知った修兵は、自分の所為なのかと落ち込み、それを一緒にいた副隊長の白に
『なんとかしてあげたら?』
と言われ、そのときは部下が死んだこともありナイーブ(拳西にそんなものはない、白談)になっていたため引き取ってみた
鬼道や武術を教えてみると面白いように覚えるので、こっちも調子に乗ってさらにいろいろ教えた
それから数年
彼はそこそこ(拳西談)の力を持ち護廷でも平隊員としてはやっていけるほどになった
昨年遊びに来ていた白の勧めもあり真央霊術院に入れてみようとした
……まではよかった
何を思ったのか、楽勝であるはず(俺が教えたんだ、当たり前だろう)の入学試験を落ちて帰ってきた
しかも笑顔で
理由を問い詰めると、
『だって簡単すぎるんだもん。拳西が相手してくれたほうがためになる』
と悪びれもなく言った
あきれてものが言えなくなったのはいうまでもない
そして今年、やっぱり落ちて帰ってきた
「お前なぁ、いくら俺が教えても基本的なこと全然学んでないわけだから、学んで来いって言ったろうが!!」
「拳西とか白が教えてくれるじゃん」
「基本的なことだ!! 魂葬とかやったことないだろ!! 聞くのとやるのと全然違うのはお前も知っているだろうが!!」
「なんとかなるって」
「お前死神なめとんのか!!」
ぶちっ、と音がした気がして、そのまま拳西は切れた
さすがにやばいと思った修兵が、逃げようとした瞬間、助けが入った
「ちょ~っとストップストップ。拳西馬鹿やってないで、隊舎に戻ってきてよ」
白が間に入り、拳西に向かって頬を膨らませる
「あ゛ぁ、いきなりなんだ!! 勝手に入ってくんなって言ってるだろうが!!」
「はいはい、分かってるって。とりあえず、お仕事が先」
怒ってる拳西をなだめつつ、白は修兵に言った
「いつまでも、守られてるの嫌でしょう?」
きょをつかれたような顔をした修兵を残して家を出る
「拳西の短気」
「うるさい」
「もうちょっと冷静に話せば分かるのに。怒るから話が進まないんだよ。単細胞の拳西と違って、修兵は頭いいんだからさ、もうちょっと考えなよ」
「……分かってるさ」
「めずらしい、拳西が素直に謝った。やっぱり修兵のことになると、親ばかだねぇ」
「てめぇしつこい!!」
「拳西が切れた~」
きゃー、と声を上げて白は逃げた
拳西追いかけることもせず、来た道を振り返る
「……帰ってからでいいか」
そのまま仕事場へと向かう
そして、彼が家に帰ってくることはなかった
翌年、霊術院に一人の青年が入学する
その青年は卒業前に席官入りを決定するほどの秀才だったそうだ
――副隊長になりました。白と同じ立場です。あんたは今の俺をみたら、どんな顔をするでしょうね。驚きますか?笑いますか?それとも、昔のようによくやったと頭を撫でてくれますか? 一緒にいるのが楽しくて、ずっと一緒に暮らしたくて、たくさんの我侭をいいました。最後の日、喧嘩したままで、謝れなくてごめん。出来るなら、一緒に仕事をしたかった。支えたかった。けれど、それは無理だから。あのころのあんたみたいにたくさんの人を助けたいと思う。
今でも、誰よりも尊敬しています。ありがとう
―――――
修兵過去話
あのあと拳西が修兵を引き取っていたら? しかもいろいろ教えていたら? でした
これなら修兵が院に二回落ちたのも頷けるよ
ちなみに修兵は拳西が死んだと聞かされている設定です
拳修ではないです
親と子の関係みたいな
小さな家に、大きな声が響く
奥の部屋から出てきた拳西は帰ってきた少年を出迎えた
「おぅ修兵、どうだった?」
にっこり笑った修兵に彼はいい返事が帰ってくると思ったのだが・・・
「落ちた」
笑顔で言われたその言葉に彼は固まる
「しゅうへい」
低い声で名前を呼ぶと、修兵は何、と首をかしげた
その悪びれもない態度に拳西は肩を落とす
ショックを受けているわけでも、空元気なわけでもないことを知っていた
彼、檜佐木修兵を引き取ったのは数年前
任務の最中虚に追われていたのを助けたのがきっかけ
修兵以外は霊力もないただの子供だった
つまりあの虚が狙っていたのは修兵だったわけで・・・
話を聞くために一度瀞霊廷に連れて来たとき、それを知った修兵は、自分の所為なのかと落ち込み、それを一緒にいた副隊長の白に
『なんとかしてあげたら?』
と言われ、そのときは部下が死んだこともありナイーブ(拳西にそんなものはない、白談)になっていたため引き取ってみた
鬼道や武術を教えてみると面白いように覚えるので、こっちも調子に乗ってさらにいろいろ教えた
それから数年
彼はそこそこ(拳西談)の力を持ち護廷でも平隊員としてはやっていけるほどになった
昨年遊びに来ていた白の勧めもあり真央霊術院に入れてみようとした
……まではよかった
何を思ったのか、楽勝であるはず(俺が教えたんだ、当たり前だろう)の入学試験を落ちて帰ってきた
しかも笑顔で
理由を問い詰めると、
『だって簡単すぎるんだもん。拳西が相手してくれたほうがためになる』
と悪びれもなく言った
あきれてものが言えなくなったのはいうまでもない
そして今年、やっぱり落ちて帰ってきた
「お前なぁ、いくら俺が教えても基本的なこと全然学んでないわけだから、学んで来いって言ったろうが!!」
「拳西とか白が教えてくれるじゃん」
「基本的なことだ!! 魂葬とかやったことないだろ!! 聞くのとやるのと全然違うのはお前も知っているだろうが!!」
「なんとかなるって」
「お前死神なめとんのか!!」
ぶちっ、と音がした気がして、そのまま拳西は切れた
さすがにやばいと思った修兵が、逃げようとした瞬間、助けが入った
「ちょ~っとストップストップ。拳西馬鹿やってないで、隊舎に戻ってきてよ」
白が間に入り、拳西に向かって頬を膨らませる
「あ゛ぁ、いきなりなんだ!! 勝手に入ってくんなって言ってるだろうが!!」
「はいはい、分かってるって。とりあえず、お仕事が先」
怒ってる拳西をなだめつつ、白は修兵に言った
「いつまでも、守られてるの嫌でしょう?」
きょをつかれたような顔をした修兵を残して家を出る
「拳西の短気」
「うるさい」
「もうちょっと冷静に話せば分かるのに。怒るから話が進まないんだよ。単細胞の拳西と違って、修兵は頭いいんだからさ、もうちょっと考えなよ」
「……分かってるさ」
「めずらしい、拳西が素直に謝った。やっぱり修兵のことになると、親ばかだねぇ」
「てめぇしつこい!!」
「拳西が切れた~」
きゃー、と声を上げて白は逃げた
拳西追いかけることもせず、来た道を振り返る
「……帰ってからでいいか」
そのまま仕事場へと向かう
そして、彼が家に帰ってくることはなかった
翌年、霊術院に一人の青年が入学する
その青年は卒業前に席官入りを決定するほどの秀才だったそうだ
――副隊長になりました。白と同じ立場です。あんたは今の俺をみたら、どんな顔をするでしょうね。驚きますか?笑いますか?それとも、昔のようによくやったと頭を撫でてくれますか? 一緒にいるのが楽しくて、ずっと一緒に暮らしたくて、たくさんの我侭をいいました。最後の日、喧嘩したままで、謝れなくてごめん。出来るなら、一緒に仕事をしたかった。支えたかった。けれど、それは無理だから。あのころのあんたみたいにたくさんの人を助けたいと思う。
今でも、誰よりも尊敬しています。ありがとう
―――――
修兵過去話
あのあと拳西が修兵を引き取っていたら? しかもいろいろ教えていたら? でした
これなら修兵が院に二回落ちたのも頷けるよ
ちなみに修兵は拳西が死んだと聞かされている設定です
拳修ではないです
親と子の関係みたいな
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